ハムストリングスの重要性
今日は、高齢犬に対しての考察を入れたいと思います。
まずは、犬と関わって感じたことを述べていきます。
私の関わる症例は高齢犬が圧倒的に多いのですが、そのほとんどが高齢による筋力の低下などが日常生活動作に支障をきたしているのがほとんどです。
しかし、ある筋肉をしっかりと活動させることで、散歩を含めて日常の動作に向上を認めています。
まずは、いつもの下図を・・・。
太腿の後ろの筋肉に注目してください。
そこに、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋の踵骨(人間で言うアキレス腱の直上)の部分があると思います。
犬は4つ脚ですので、腹部と背部の筋肉が重要ばかりと思っていましたが、この部分に着目して集中的にトレーニングを行ったところ、ほとんどの犬が散歩量の増大や、階段昇降の実現など生活場面での変化に到達することができるようになりました。
これらの筋肉は総称してハムストリングスといいます。
膝蓋骨脱臼などの膝障害の症例もそうですが、このハムストリングスの活性化は、犬の姿勢を変えることのできる、そして生活の質を高めることのできる筋肉である可能性が非常に高いということです。
これは追って分析を試みてみますが、ほぼ間違いないと思っています。
そして、この筋肉は実は人でも重要な筋肉なのです。
姿勢を保つ意味で、この最近コアマッスルという言葉が多く聞かれます。
コアとは”核”という意味ですが、姿勢を保つ意味で核となる筋肉であると理解しています。
姿勢を保つということは力だけでなく、変化に対しての調整力も含まれます。
そこに一役買っているのが、このハムストリングスといわれています。
私もトレーニングを行っていますが、この筋肉を鍛えることでバランスが良くなり、臀部周辺の筋肉も締まってきました。
このように自分で実践していることが、実は現場でも活かされている、つまり人で考えていることが犬にも応用できることが最近少しずつ経験されてきています。
色々な知識・技術が違う分野でも活かされることができるというのは、本当に楽しいものですね!
まずは、犬と関わって感じたことを述べていきます。
私の関わる症例は高齢犬が圧倒的に多いのですが、そのほとんどが高齢による筋力の低下などが日常生活動作に支障をきたしているのがほとんどです。
しかし、ある筋肉をしっかりと活動させることで、散歩を含めて日常の動作に向上を認めています。
まずは、いつもの下図を・・・。
太腿の後ろの筋肉に注目してください。
そこに、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋の踵骨(人間で言うアキレス腱の直上)の部分があると思います。
犬は4つ脚ですので、腹部と背部の筋肉が重要ばかりと思っていましたが、この部分に着目して集中的にトレーニングを行ったところ、ほとんどの犬が散歩量の増大や、階段昇降の実現など生活場面での変化に到達することができるようになりました。
これらの筋肉は総称してハムストリングスといいます。
膝蓋骨脱臼などの膝障害の症例もそうですが、このハムストリングスの活性化は、犬の姿勢を変えることのできる、そして生活の質を高めることのできる筋肉である可能性が非常に高いということです。
これは追って分析を試みてみますが、ほぼ間違いないと思っています。
そして、この筋肉は実は人でも重要な筋肉なのです。
姿勢を保つ意味で、この最近コアマッスルという言葉が多く聞かれます。
コアとは”核”という意味ですが、姿勢を保つ意味で核となる筋肉であると理解しています。
姿勢を保つということは力だけでなく、変化に対しての調整力も含まれます。
そこに一役買っているのが、このハムストリングスといわれています。
私もトレーニングを行っていますが、この筋肉を鍛えることでバランスが良くなり、臀部周辺の筋肉も締まってきました。
このように自分で実践していることが、実は現場でも活かされている、つまり人で考えていることが犬にも応用できることが最近少しずつ経験されてきています。
色々な知識・技術が違う分野でも活かされることができるというのは、本当に楽しいものですね!
by kengou0820 | 2009-07-16 00:03 | リハビリテーション実践日記