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水治療を初めて実施

このところ、リハビリの進み具合に自分自身少し、疑問を持っていたダックスフンドのグーちゃんでしたが、今日は、私自身が自分のプランを変えてみることにしました。

ひとつは、少しでも姿勢を良くした状態で立ってられること。

これは、重力が関わると難しいので、車椅子を使用したりしていました。

たまに立てるのですが・・・・。

もうひとつは、後足の活性化です。

それも、少しでも動かす時間が増えること。

このプランが達成できそうなリハビリプログラムで思いついたのが、水の中での運動でした。

さっそくですが、まだこの病院にはプールがありません。

ですので、シンクにお湯を張って、その中で足を動かす練習をしてみました。

ダックスフンドですので、泳ぐ体型ではありませんから、腰湯ぐらいの半身浴で行ってみたところ、グーちゃんはほとんど暴れることなく、じっとたっていました。

水中でのリハビリというのは、私自身あまり好きではなかったのですが、これならリハビリ効果も期待できそうですし、脚の動き方や、その後の陸での立つ姿勢を見ていると、続けていく意味がありそうです。

こうした説明をオーナーさんに行い、その結果を医師に報告し、リハビリプログラムに加えました。

次回からは、水中でのリハビリ+足の活性化を図っていくプログラムでまた報告したいと思います。



そして、ゴールデンの子たちは、実施回数4回×実施時間1時間のリハビリで、散歩量アップ・痛みの軽減と薬物療法との兼ね合いがうまくいっている様子で、動きが良くなっているようです。

この調子が続くようであれば、月1回のリハビリに切り替え、やがて卒業へと道を歩んでいくことと思われます。

リハビリは、こうした個別性に合わせて、たとえ同じ犬種で同じ問題であったとしても、生きてきた背景が犬によって異なりますので、内容も個別に合わせたものでなければなりません。

でも、効果が出るということは、本当に嬉しいものです。

多くの障害犬が痛みや不自由のない生活になるようにこれからもがんばっていきたいと思います。

by kengou0820 | 2010-01-20 22:34 | リハビリテーション実践日記