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まずはイメージ

前回は、トレーニング後の超回復や頻度について述べさせていただきました。

私も実際のところ、鍛える部位を分けてこまめに行うことで、嫌にならない内容を考えています。こうした地道な積み重ねがやがて大きなものへと変わっていくことは間違いはないようです。

今日はトレーニング内容について考えてみたいと思います。

筋トレを行う前に考えたいのは、私は「フォーム」であると考えています。

具体的には、どこの筋肉を使っているかを捉えなければ、その筋肉を使っているという実感がわきづらいものです。

これを理解するとき3段階に分けています。



まずは、ボディコンセプトです。

ボディコンセプトとは身体概念といわれ、自閉症などの子供に接するとき、具体的な体の箇所と名称を教えることで、そこに意識が向くようになります。

例えばお尻が大きいと言われ、そこを小さくしたくなるように意識が向き始めると、何かを行うときにお尻の動き方や筋肉を使うタイミングなど、事細かに気にするようになるかもしれません。

女性では歩いているときに、お尻を触りながら、今ヒップアップしているなど感じたことがあるのではないでしょうか??

実は、この段階になると、ボディイメージに移行することができます。

ボディイメージは意識的に体を捉えることをいいます。名称だけでなく、上記のように何か運動をしているときに、ボディコンセプトの中で得た知識を実践している段階で、自分の中で変化している段階です。

こうなると、脳の中ではその「お尻」という領域が大きくなり、別の課題や運動などでも応用できるようになります。

あるいは、意識的な段階から、無意識的な段階へと移行しているかもしれません。こうした領域が強化され、自動的に使われるようになってくると、この段階はボディスキーマという状態になります。

トレーニングするときはどうしても、重さのコントロールが意識化されやすいため、こうした筋肉が適切に使われているかということにはなかなか向かないと思われます。

多くのボディビルダーや、トレーニング愛好者はこうした知識が豊富でトレーニングで実践されているため、どんどん筋肉が活性化されているのではないかと思います。

まずは、どの動きがどの筋肉を活性化しているのか?こうした知識(ボディコンセプト)を得て、トレーニングで少しずつ実践していくことで(ボディイメージを持つ)、徐々にその内容を理解し、深めていくことで、自動化されていくと思われます。

私もボディスキーマになっていくよう、トレーニングについて日々勉強し、自分の体に実践していきたいと思います。

by kengou0820 | 2010-04-03 22:00