足部の重要性と臨床的解釈
人が2足直立姿勢を維持するとき、愉一地面と接しているのは、この足部です。
足には、多くのメカノレセプター(固有受容器)が存在し、たとえばバランスを崩しそうになると細かい骨の運動がそのバランスの崩れを検知すると同時に、解決の方向(立て直す)に導きます。
しかし、足の動きに合わせて、上の膝関節や股関節、そして骨盤帯から上部体幹が重心の変化に合わせて筋活動を変化させないとならないので、ナックリングを起こしているようなダックスの症例では、確実性のない立ち姿勢ということになります。
ということは、考えなければならないことは二つ。
一つは、足部そのものの評価。
足の形や体重のかけ方などが上手くいっていないときは、実はそこから上の股関節などが協調しませんので、この状態をリハビリしていかなければなりません。
以下の文献がそれを示しています。
閉鎖運動連鎖(以下CKC)は足底を接地した状態で行い、股関節や足関節の動きをともなうことが基本であり、下肢全体の協調した筋収縮が促されます。身体運動のほとんどが筋群の協調した活動であることを考慮すれば、CKCトレーニングは有効な下肢の筋収縮が行えます。
足部をしっかりと着いた状態を常に維持していくことは、どの人や犬を見ていてもそうですね。つまり、何かの時に足をしっかりと着いていないときは異常であると考えられます。
もう一つは、足部からその上の問題。
つまり、足部がしっかり着いていても、その上の形状が異常であったり、筋活動が起こせなければ同じような現象が起こるかもしれません。
どちらにしても、左右差を確認しながら足部をしっかりと着け、膝~股関節~骨盤帯を見ておかなければならないということは間違いありません。
これは、筋の協調関係を確認するのであり、パワーを見ているのではありませんので、あしからず。
理学療法の基本は全身の協調と考えています。
足には、多くのメカノレセプター(固有受容器)が存在し、たとえばバランスを崩しそうになると細かい骨の運動がそのバランスの崩れを検知すると同時に、解決の方向(立て直す)に導きます。
しかし、足の動きに合わせて、上の膝関節や股関節、そして骨盤帯から上部体幹が重心の変化に合わせて筋活動を変化させないとならないので、ナックリングを起こしているようなダックスの症例では、確実性のない立ち姿勢ということになります。
ということは、考えなければならないことは二つ。
一つは、足部そのものの評価。
足の形や体重のかけ方などが上手くいっていないときは、実はそこから上の股関節などが協調しませんので、この状態をリハビリしていかなければなりません。
以下の文献がそれを示しています。
閉鎖運動連鎖(以下CKC)は足底を接地した状態で行い、股関節や足関節の動きをともなうことが基本であり、下肢全体の協調した筋収縮が促されます。身体運動のほとんどが筋群の協調した活動であることを考慮すれば、CKCトレーニングは有効な下肢の筋収縮が行えます。
足部をしっかりと着いた状態を常に維持していくことは、どの人や犬を見ていてもそうですね。つまり、何かの時に足をしっかりと着いていないときは異常であると考えられます。
もう一つは、足部からその上の問題。
つまり、足部がしっかり着いていても、その上の形状が異常であったり、筋活動が起こせなければ同じような現象が起こるかもしれません。
どちらにしても、左右差を確認しながら足部をしっかりと着け、膝~股関節~骨盤帯を見ておかなければならないということは間違いありません。
これは、筋の協調関係を確認するのであり、パワーを見ているのではありませんので、あしからず。
理学療法の基本は全身の協調と考えています。
by kengou0820 | 2011-07-08 23:38 | リハビリの研究~文献抄読~