筋収縮に関して

 おはようございます。昨日は、会社の同僚など飲み会を行い親睦会をしてきました。我が病院も30名を超える大所帯となり、関係が希薄になるのを恐れ、このような会を行ってざっくばらんに話し合うのが目的です。

 というわけで、帰ったのが一時くらい??でした003.gif

 今日のトピックスは筋収縮に関してです。

 筋肉を働かせるには単純に、①指令が必要である。(脳・脊髄などの中枢神経系)②指令を受ける側(筋肉)の状態 の把握が必要です。

 私が見てきた多くの症例は、①の中枢神経系に問題が起こっている症例であります。では、②は関係ないのか?ということになりますが、これは①以上に考えなければならないこととなります。

 筋肉は長さー張力曲線というのがあり、ある程度の長さがなければ、力を発揮できないという特徴があります。多くの障害犬は、一度失った機能に対して、代償的に動作を行う(適切でないケースが多く、私たちで言えば、破行するなど明らかに健脚に負荷がかかる)ことが多くなるため、そうすると使わなくなった筋肉は萎縮・筋節の増加、筋膜にもゲル・線維比が変化 組織の粘稠度が減少・コラーゲン原線維間の潤滑作用と線維間距離減少と難しい言葉を書きましたが、要は柔軟性を失い、筋力を発揮できないため、パフォーマンスに影響するということです。

 ですので、一般的に行っているマッサージは、この組織に対して柔軟性を持たせるということが大前提となります。

 しかし、私たち理学療法士は、それ以上に力を発揮させる術を持っています。

 今回は、マッサージ後に実際行っていることについて更に触れます。そして、次回のナナちゃんの介助のときにその場面を撮ってきます。

①ストレッチ・エロンゲーション(筋肉をしっかり伸ばす)
 マッサージ後に筋線維に対して、柔軟性を持ったと判断したら、もう少し伸ばします。一般的なストレッチではなく、ゆっくり伸ばして、抵抗感を感じたらそこで数秒待つ。そして、一旦関節を戻し、また伸ばすことを繰り返す。ポイントは伸ばしすぎないということと、ゆっくり行うことです。

②サメーション(加重)
 柔軟性と可動性を取り戻したら、今度は収縮が行えるか刺激を入れます。最初は、相手が反応するまでじっくり刺激を行い、反応したら収縮を起こしますので、次はもう少し強く刺激を入れます。つまり、1回目より2回目、2回目より3回目と刺激がドンドン強くなるわけです。これにより、筋収縮が強くなり、パフォーマンスが上がるわけです。

 ポイントは伸ばす使うことです。特に、長期間経過している症例は、使う感覚やその力も失っているわけですから、ただ単にマッサージすれば言いというわけではない可能性も十分にでてきます。

 今度は、その場面を撮ってきますので、是非参考にしてみてください。
 
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by kengou0820 | 2008-03-29 09:57 | トピックス