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ダンク君について

今日は、ダックスフンドのダンク君宅に伺いました。

残念ながら、写真を撮ることができませんでしたが、本当にかわいい子でした。

とりあえずは、森先生から学んだ神経的な検査を行ってみて、所見は見られなかったので、確定診断を依頼するように先生にお願いしました。

腰の張りは確かに見られたものの、少し動かすと筋肉が緩み、楽に歩くようになったので、少し状態が変化したのを経過観察してもらうことにしました。

そして、重要なのは、訪問先であったので、家の状況を見させていただき、フローリングにおける腰への影響や、ソファーなどの高いところへの昇降時の腰への負担を説明させていただきました。

一応は、医師の診察を受けているようですが、確定には至っていないので、経過の中で順調そうであればそれがいいに越したことはありません。

しかし、一時的に症状や痛みが治まっている可能性もあるので、これにはやはり獣医師の協力が必要となります。

犬の状態は難しいので、念には念の入れようです。こうした対処の仕方をマニュアル化していくことがまた、多くの障害犬を救うきっかけとなるかもしれません。
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by kengou0820 | 2009-06-07 23:01 | リハビリテーション実践日記

動物病院での活動 6月①

今日は、動物病院での報告です。

5症例を見させていただき、大変ではありましたが、一例非常に難しい症例を触らせていただく機会があったので、報告させていただきます。

これは、実際に飼い主さんに伝えた脚をつかせる練習風景です。

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ビビちゃん。メスの子で、老齢ですが、若いときに左の後肢麻痺になったそうで、前肢は肘関節脱臼により荷重がどこにあるべきなのか、分からない状況でした。

左の股関節は、右足のほうに強く引きずられ、ほぼくっ付いた状態です。

これで、よく頑張ったなというのが、私の印象でしたが長い経過を経ていたので、不動化に伴う下肢筋肉の短縮と廃用性萎縮が著明でした。

痛みはないものの、体に触れられることには敏感な様子で、最初はあまり不用意には触れませんでしたが、コミュニケーションを取っていくにつれて、表情が緩みました。

筋肉の短縮に関しては、筋膜が強く張り付いていたので、ここから緩めて骨運動も入れていきました。

色々と手技を変えながら、様子を見ていると、しっかりと下肢をつける状態になりましたので、オーナーさんに伝えて終了しました。

経過が長いということは、それだけ筋肉そのものの問題を抱えている可能性があります。

ただ、筋肉を緩めるだけでは足りません。

その先に何が必要かを考えていく必要性が常にあります。

それが、私の今後の課題ですね!
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by kengou0820 | 2009-06-04 20:51 | リハビリテーション実践日記

動物病院での活動 4月①

こんばんは。本格的に始動しはじめた動物のリハビリテーションは、現在少しずつ症例が増えています。

やはり、困っている飼い主さんは多いんだということを改めて認識しました。

と、同時に確実にリハビリを受けていけるシステムを作ることが急務であると思われます。

今回は4症例の施行となりましたが、写真の許可を頂いた症例が1件ございまして、その子を紹介したいと思います。

◎症例はマリンちゃんという大型犬で、犬種は何か忘れてしまいましたが、かなり大きな子です。

 オーナーさんの訴えは腰・背中を触るとすごく痛がる、大きな声を出すなど、少し防御的な行動も見られるとのこと。最初の診断時もやはり嫌がるそぶりがかなり見られました。

 現状の能力は散歩1日5回 500m以上1km未満の歩行距離で、かなり歩かれているようです。

 ホープは今の状態が少しでも楽になってくれればとのこと。ですので、方針は、股関節の可動域制限の改善と、腰部の過剰な収縮が緩むようにすることとしました。

 股関節伸展は施行前90° → 施行後100°と改善しました。

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 歩容は引きずるような歩き方から少し腰が高くなり、歩いていました。

 後は、これが持続するように骨盤体操・右腰部のマッサージを散歩の前に行うように伝え、それを実践していただくようにしました。


 痛みがないときの犬の表情は非常に軽やかです。

 最初は、触られていることがストレスと感じるようですが、やはり気持ちいい経験をすると、落ち着き、体も預けてくれるようになります。

 これが、会話のないコミュニケーションです。

 最近は、こうした症例に対し、過度に期待をして行うよりも、その潜在性を信じて関わったほうが良い結果を生むことが理解されてきました。

 1回の施行で可動域が10°も改善したわけですが、これを維持させないと意味がありません。

 関節は、動いた後もその動いた範囲を、自分でコントロールしないとまた、元に戻る可能性があります。ですので、これを飼い主さんに管理してもらうわけです。

 こうしたスタイルを形成することで、関係者同士で信頼関係が生まれるわけです。

*今、画像アップしようとしましたら、編集ソフトがこのパソコンにないようで、ダウンロードが必要なようです。急いで行いますので、またこの記事に関しては後日確認してください。
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by kengou0820 | 2009-04-22 00:34 | リハビリテーション実践日記

新年明けての最初の仕事!!

動物病院での介助実施にあたり、関係者の皆様には本当に感謝です!

この日は、私の介助を受けたいという方は4名。

整形疾患ばかりでしたが、私にとって、脊髄系の子ばかりを見てきただけに貴重な体験。

筋・骨格系についても、だいぶ以前よりも触った感覚が掴めてきたので、それをいかに実現できるかが勝負です!

今日は、その中でも特に気になった症例を報告します。

まだ、1歳にも満たない、コリーの子で先天性の股関節脱臼。

歩容も悪く、左後肢は破行(いわゆるびっこ)を示しており、脚がつくのも大変そうな状態でした。

この場合、先天性ということを考えるとまともに脚をついて歩いたことがまずないので、脚をつかせるというよりも、何とか、もう一方の右側の脚についても考慮する必要があります。

なぜなら、股関節脱臼は両側ですので、片方のみで支えている状況では、右側の脚もいつ壊れてもおかしくないと思います。

なので、左だけでなく、右についても協調性として考えるべきなのです。

とにかく、できることを実施した後、驚くぐらい左脚を使ってくれたので、本当に嬉しかったです。


介助実施初日は、私にとって非常に満足のいく結果となりました。

いつかは、写真やビデオを撮って、何かの形で伝えることができればと思います。

次回も、約2週間後にはアップしていきたいと思います。


整形疾患についても、何らかの私が勉強してきた範囲の知識を伝えていきたいと思います。

まずは、大型犬に多い股関節系の疾患について、研究していきたいと思います。
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by kengou0820 | 2009-01-15 00:02 | リハビリテーション実践日記

change my life!!

寒い時期になりました。

山は紅葉で染まり、朝は霜が降り、いよいよ本格的な冬ですね。

私の身の回りは相変わらず変化はなく寒いですが、最近ではウルラブが更に元気さが加速し、私の手に負えません・・・。015.gif

外は寒いというのに、走り回る姿はさすが犬ですね。朝の散歩も、常にわれ先とお互いが引っ張り合っています。

最近は、年末に入り忘年会シーズンとなり、本当に忙しさが加速しています。

そんな中、来週から動物病院への訪問も控えており、両方とも頑張らなければなりません。踏ん張りどころではありますが、風邪を引かないよう栄養のあるものを食べて年末を迎えたいですね。

早く多くの疾患を持つ方の相談窓口として機能していけるようにシステムを構築していこうと思います。

ところで、自宅では「office:ウル・ラブ」を立ち上げました。様々な疾患に悩む人たちに答えるよう日々調べたり、勉強するためのデスク・チェアーを購入し、パソコンも揃えたので、今後はどのような状況下にも対応していけそうです。

大きなデスクとチェアーにウルたちも少々怯え気味ですが、すぐに生活の一部として認めてくれるでしょう。

今日は、ウルたちの久しぶりのベストショットです。

明日も宜しくね。ウル・ラブ053.gif

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by kengou0820 | 2008-12-04 23:55

すえきくんではなく、みきちゃんでした・・・。(><)

今日はみきちゃん(末輝と書くようです・・・。)の初介助。写真は撮れませんでしたが、次回はとりたいと思います。

みきちゃんの経過は非常に長く後肢はくの字に変形し、感覚刺激に対して反応がまったくない状態でした。

このようなケースを見たのは初めてです。関節の状態は最も厄介といわれている拘縮レベル。これについては、以前のブログ記事に書いてありますので、参照してください。

この状態に対して、私はとまどいを感じましたが、すぐに方針が浮かび上がりました。

「歩くのに時間がかかったり、または、歩けないかもしれないが、この子なりの納得のいく感触を得てもらおう。それから、目標が広がるのであれば、そのときがチャンスである。」

と思ったのです。

改善しないとならない及び、考案したプログラムは・・・、

①筋肉の短縮を改善し、いい状態を確保することで、筋出力を発揮しやすい状態にすること。

②それから、関節を動かすこと

③立位訓練では、膝支持位で行い、股関節~体幹部の働きを高めること

を目標としました。

まずは、筋及び関節の状態を変えなければなりません。

それからが勝負であると思います。
筋肉は、使わなくなると長さが短くなり、やがて動く幅を失います。
ましてや、自分で動かすことの出来ない症例に対しては、この過程が急速に進行し、関節の動きが悪くなると、どんどん変形しやがて関節自体も動かなくなります。

これが拘縮です。一旦この状態になると、かなりの期間の治療が必要となり、人間の例では延長術など手術を施行する場合もあります。

かなりの長期戦となりそうですが、飼い主さんにはやはり希望を持ってもらいたいと思っています。

私自身も彼女の状態に負けてはならないと思っています。
これからも、全人的にかかわっていきたいと思います。
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by kengou0820 | 2008-11-30 22:05 | リハビリテーション実践日記

明日は、すえき君を初介助です

今日は、ケンタ君・まめちゃんともに体調不良でお休みとなり、私も久しぶりの休養となりました。

あまりに疲れが取れたためか、今日はハイテンションでした。
それと、ウルとラブと久しぶりに一緒にいれたことが本当に幸せに感じました。

こういう時間を共有するのもいいですね。

明日は、午前中は用事がありますが、昼よりいよいよすえき君が来られます。

どのような子かはもちろん分かりませんが、まずはどのような状態なのかじっくりと観察していきたいと思います。

できればブログアップしたいと思いますので、ごきたいください。

それでは、久しぶりの休みを幸せと噛みしめながら、今日はじっくり休養したいと思います。
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by kengou0820 | 2008-11-29 21:04 | リハビリテーション実践日記

嬉しいお知らせが!!!

今日は実は、ケンタ君がお休みになってしまいました。

ケンタ君は肝機能障害のため、入院となったようです。

調子が上がってきただけにちょっと残念ではありますが、一日の早く復活してくれることを期待しています。

ところで、嬉しいお知らせといいますと、そのケンタ君が数歩歩けるようになってきたとの報告を飼い主さんよりお受けしました。

先週までは、「左脚が1歩前に出ないんですよね・・・。」

確かにケンタ君は、左脚を引きずるような歩容でありまして、動かすのも大変な様子でした。
しかし、仰向けに寝かせて脚を刺激しながら動かしているときは、その刺激に対してしっかりと動いていたので、もしかしたらという感触はあったのです。

ですので、この報告は大変喜ばしいことですね。日常診療でもそうですが、できなかったことができるようになるということは、私にとって本当に嬉しくて、その日が幸せに感じます。あまりに喜びすぎて患者さんと共に涙を流しそうにもなります。

こうした感動がある限り、困っている人を救うのは、今の私にとって生きがいとなっているのです。

ケンタ君のこうした報告を受け、介助内容を変更せざるを得ません。嬉しい変更ですね。

まずは、筋・腱への刺激は継続するとして、その筋を立った姿勢を通して、粘り強く使っていくプログラムを行ないます。

立位訓練→歩行訓練→立位訓練→歩行訓練

というように、どんどん変化をつけていこうと思います。

犬問わず、集中力が切れ始めると、今まで培ってきた反応はその場で消えてしまいます。それだけ、中枢神経系(脳・脊髄)は変化を待ち続けていて、対応する能力が高いことを意味しています。

ですので、毎日毎日同じ内容を行なうよりも、少しずつ変化させて方が刺激という観点からは、非常に大事になってきます。

次回は、今週土曜日です。せっかく、波に乗ってきたのでこの流れをつぶさないように頑張りたいと思います。
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by kengou0820 | 2008-11-23 16:40 | リハビリテーション実践日記

動物病院デビュー

先日、動物病院で初の介助施行を行ないました!

残念ながら、今回は写真を撮ることが出来ませんでしたが、次回以降は撮れる可能性がありますので、ブログアップをして症例検討として、色々なことを考えてみたいと思います。

私のシステムはといいますと、

①症例が来られる

②第一印象から、評価を行なう

③獣医と飼い主さんのやりとりから情報収集(この時点で介助内容をイメージ)

④介助施行

⑤現状・予後・ホームプログラムの説明

これらを統一して行ないました。

犬以外でも、飼い主さんとのやりとりが非常に重要です。

犬に対しての思いいれ、散歩の頻度、今一番気になることなど、事細かく、相手の表情・目線などからこちらが予測することも行ないますし、聞くことを欠かせません。

そして、それを明確な目標を立てて、ホームプログラムとして伝える。

これらがしっかりしていないと、飼い主さんの満足度は絶対得られません。

私達が例えばラーメン屋に行った時、味だけでなく、その店の雰囲気や店の人の態度など、周囲の環境も評価の一つとしてあるはずです。

味がうまくても店員の態度が悪かったり、店が汚かったりすると、次は行きたくないと思うかもしれません。そうした、こちらの見せる一つ一つの態度などが非常に重要となります。と同時に結果を少しでも感じて、共有できることは大事です。

「今後も来てみたい!!」って、思えるような気持ちを持たせることは大事ですね。

まずは、それが形作るまでは、慎重に事を進め、サービスの充実を図りたいと思います!!
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by kengou0820 | 2008-11-19 00:40 | リハビリテーション実践日記

まめちゃん けんたくん 実践報告

今日は、いつもどおりのスケジュールでした。

まめちゃん、ケンタくん一日頑張りましょう!!

まめちゃんは、前回飼い主さんと話し合い、今日は2クールでの実践。午前中は関節運動・立位訓練、午後は浴室で泳ぐ練習と、立位訓練をプログラムとして組みました。

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電気刺激を施しながら、関節運動を行い、右足を行なうと、反対の足が反応する様子も確認できました。これは、先週では見られなかった反応です。 

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そして、仰向けになった状態で、前脚を自由が利かないように制御し、首を振りながら動くことで腹筋を使うわけです。仰向けの特性ですね。

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立つ練習では、お尻を少し持つだけで持ち上がり、凄く軽くなりました。これが、持続するといいですね。

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そして、2クール目では、入浴です。

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泳ぐことはできなさそうだったので、中で関節をしっかりと動かしました。そして、シャワーの水圧でお尻周囲などを刺激しながら行なうことで、水泳後は血行がよくなる感触が分かりました。

本人はへとへとでしたが・・・。


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ケンタ君は、今週1週間は立つ姿勢はよくなったようですが、他は著変がなかったようです。

写真も撮りましたが、確かに以前に比べ立つ時間・立ち方共によくなったと思います。

ケンタ君の場合、手ごたえが本当によくなってきたので、写真を撮るのも忘れてしまい、介助に集中してしまいました!!その結果この一枚のみ、大変申し訳ございません。

ケンタ君は、ナックリングが修正し切れれば、もう少し足の運びが可能となるかもしれません。

要は、ミスをするから正しい感覚が入らないのであって、それだけ、歩くときに最初に接地する足の状態は非常に大事であると思われます。

ケンタ君に関しては、次回までに対策案を考え、その様子を見せたいと思います。

そして、歩くまでの過程に至ってきましたので、屋外での歩行訓練なども考えていく予定です。是非、違った反応を見せて欲しいですね!!
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by kengou0820 | 2008-11-16 21:07 | リハビリテーション実践日記