尻尾の特性

仕事から帰ってくると、玄関先から「ワンワン!」とウルたちの声がします。

家の中に入り、彼らの姿を確認すると、嬉しそうに激しく尻尾を振り、喜んでいます。

幸せな時ですね。尻尾をそれほど振らなくても・・・、って思わず言いたくなります。003.gif

以前にも様々なトピックスとして尻尾について述べましたが、今日は、改めて考えてみたいと思います。


尻尾を振る

いつも私が観察するのは、上記どおり家から帰ってくると、激しく振る姿から「おそらく嬉しくて振っているのだろう。」と考えてしまいます。

私の家では、二匹の犬を飼っていますので、彼らの行動を観察すると、本当に面白いことが発見できます。

最近、私の家には介助のために、多くの飼い主さんが犬と一緒に訪問されます。その時の彼らの様子を見てみると、ワンワンと威嚇しながらも尻尾を振る姿を確認します。

これは、何を意味しているのか・・・、考えて調べてみました。

結果、嬉しくて尻尾を振っているというよりも、興奮しているから振っているのであるという文献からの結果でした。

確かに、興奮していると考えればこうした行動も納得できます。

さらには、尻尾を振っているときの表情が違うことに気づきました。

嬉しいときは腰を低くして、円を書くように振っていますが、
起こっているときは、尻尾を逆立て振るえるように振ったり、大きく振ったりして臨戦体制かと思わせるしぐさを見せます。

介助の場面では、こうしたことは良い状態であると考えています。

例え、自分で振ることが出来なかったとしても、反応として確認できた場合は、興奮状態に対して尻尾も反応しているし、身体の反応、意識の面で変わってきていると考えられます。

運動学習には、良い意味での興奮状態は必要であると思いますので、何をされているのか不安であることよりも、自分の身体の何かが変わって、それを快刺激に感じて、結果として興奮状態となり尻尾を振る。

こうした反応から尻尾及び表情の観察は必要かもしれません。

嬉しくて尻尾を振るだけでなく、興奮しているから尻尾を振り、その振り方により、カーミングシグナルが異なることを注意深く観察しなければなりません。
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by kengou0820 | 2008-12-02 21:54 | トピックス