愛犬を治療して思ったこと~二足と四足動物の違い~

 寝ようと思いましたが、治療をしていたら気になりましたので、報告します。

 今ラブの首の後ろの筋肉をマッサージしていましたが、非常に気持ちよさそうな顔をしていました。犬の首には頚ニ腹筋(けいにふくきん)、頚腹挙筋(けいふくきょきん)、鎖骨頭筋頚部(さこつとうきんけいぶ)など、人間には見られない筋肉が存在しているそうです。

 犬は肩がこらず、首はこるそうです。それは人は二足動物で頭蓋骨を乗せるだけなのに対し、四足動物は上記の筋肉が頭蓋骨を安定させる役割となるため、抗重力筋としての役割が大きいわけです。そのため、首がこるのだと仮説を立てました。

 この仮説検証作業が犬の治療へと発展できないかと思っているのです。
 当院では、ボバース法という特殊な手技を用いて、主に脳卒中患者への治療を行っています。患者様の今できる・できない最大限の能力を評価し、なぜできないかを仮説を立てて治療を行っていく考え方です。

 犬の世界でも股関節形成不全や膝蓋骨脱臼、骨関節炎など、元来の生態に無理やり人間が改良していった結果、多くの問題を抱えることとなってしまいました。こうした人間が作ってしまったものは、やはり人間の力で対処すべきではないでしょうか?

 私自身、今後も様々な経験を通じ犬の理学療法を考えていきたいと思います
 
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by kengou0820 | 2007-11-11 00:18