犬の性格
犬は非常に臆病な動物で、人間にはなんでもないような物を結構怖がります。突然開くドアなど犬の社会では、人間の住む文明社会に理解を超えるものが多いということですね。
おびえたとき犬は、背中を少し丸めて、全身の毛を逆立てます。耳を寝かせ、尾を股に挟み、姿勢を低くしたまま引き下がっていく姿を見ますよね?
ですので、かまれるというのは、恐怖のために致し方なくかむ犬が多いようです。
他の犬や見知らぬ人に出会ったとき、怖がりの犬は相手に逃げて欲しいため、うなったりして警告します。それでも、最終的に逃げ場がない場合、かむという最後の手段に出るわけです。
犬と接しようとするときは、相手(犬)の自由度を探るといいみたいです。つまり、鎖でつないで好きなように動けない犬はストレスを感じ、逃げられない緊張感があるので、かみつく確率が高くなっていくようです。確かに、ずっと鎖でつながれている犬は、攻撃的になって、威嚇する行為が目立つような気がします。
こうした犬の性格を考慮すると、初対面では、
1) 人が姿勢を低くして、犬を安心させる。
2) 自由度を保障し、逃げ場を作る。
3) 緊張するようなものが周りにないようにする。
を考慮する必要があります。
by kengou0820 | 2007-12-15 21:39