治療プログラムの検討

 歩行訓練は犬の本能を引き出すためのいい方法であると考えています。

 歩行の要素を考えると、前足が出て対側の後ろ足が出る歩行パターンが分析の中でよく感じられたパターンです。(他にもあると思いますが・・・。)

1.水中理学療法このパターンは、陸だけでなく水中においても自律的に足を動かして泳ごうとする姿を思い出します。水中では、浮力により体幹自体の影響は受けないためひとつは運動になると思いますが、もうひとつは本能ともいえるこの足の自律的なパターンを引き出す練習として行いたいと思います。

2.歩行訓練水中だけでなく、重力を意識した陸での運動は必要です。人間も犬もそうですが、生まれてまず経験するのは重力であり、それに適応しようとしながら発達していきます。下肢の荷重感覚を大切にする理由は、こうしたことからです。姿勢を整える情報源として下肢末梢(先の爪や肉球)の感覚は大事なのです。
 しかし、症例の多くは前足だけでの経験が継続されているため、後ろ足は無視してしまいがちです。ですので、体幹をコントロールして少し持ち上げた状態で、歩行を行いリズムを再獲得していくように考えています。

 飼い主さんでも出来ることですが、労力が必要なため簡単ではありません。自主トレとして、何かいい方法があればいいでしょうけど、少し考えて見ます。
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by kengou0820 | 2008-01-26 00:30