脊髄性進行性筋萎縮症

 今度は、脊髄性筋萎縮です。というのは、ご相談いただいた脊髄性進行性筋萎縮という疾患は、人間でしかその説明がなかったため、診断書を読みあさり類似したものがありましたのでご報告させていただきます。

 まずは、人の疾患概要をご確認ください。

(疾患概要)
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)が、上位運動ニューロンおよび下位運動ニューロンの両者を侵す疾患であるのに対し、本症は下位運動ニューロンのみを侵す疾患である。体幹や四肢の近位部において比較的優位な筋萎縮を示す。とあります。

 そして、私が調べたのは臨床的には5~7週目の子犬に症状が現れ、迅速に四肢麻痺が起こり、前肢や後肢の虚弱が起こります。その後筋肉の消耗や変形が著しくなり、脊髄反射は抑制または欠如するそうです。

 (解釈)また、脳神経にも障害が出るそうですが、この子の動画の目を見たときに、追視が少し遅い気がしました。目の機能はどうなのでしょうか??また、食べる機能は歩いた後ぺろぺろしていたので良さそうですが、排泄動作などはどうでしょう??その辺りの情報があればと思いますが、上記のように脊髄反射が抑制されてしまうことからも、反射刺激は必要と思います。その辺りは、過去の内容を参照してみてください。

 私がこの子に関わろうとイメージしたことは、前肢はかろうじて動いていますので、動画のように車椅子立位でできれば後肢がつくようにアプローチしてみたいと思います。前足を少し浮かせて意図的に両後足だけで少しでも荷重させていこうかなと思います。

 またこの子は動こうとしていますから、積極的に動かしてあげることは必要と思います。モチベーションが更に出てくれば、中枢神経系にもいい影響を与えますので、また何か変化を起こしてくれる可能性がありますね。

 ですので、反射刺激の定期的確認、これにより筋緊張が保たれているのを確認し、車椅子でもいいから立位訓練を行う、現状では筋肉の変形に気をつけながら行う必要があると思われます。

 定期的に状態を確認してみたいと思います。もし可能であれば、ブログの動画をアップしていただいてそれを確認・考察作業をしばらく繰り返していきたいと思います。
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by kengou0820 | 2008-03-22 21:44 | トピックス