失調症~ataxia~

 今日は、paoちゃんのことに深入りするため、失調症について考えてみたいと思います。
 
 まずは、インターネットで調べたものを引用させていただいたものです。
 
~ataxiaとは、a-taxia(motion disturbance)-"動作の障害"という意味であり、主に、四肢、体幹の動作の調節障害を指す。転じて、出力系一般の調節障害を指す場合もある。 感覚機能に対して、失調という用語を使用する場合があるが、それは誤りである。~

→動作の障害とありますが、これは、一般に皆さんが思っている「麻痺」とは別と解釈してください。麻痺とは、四肢が「動かない・動きにくい」と思っていただければいいのに対し、失調症は、「四肢・体幹は動くのにそのコントロールに問題がある」と思っていただければいいと思います。 

~運動失調とは、一般に、四肢、体幹の随意運動を調節する機能が障害された状態を指す。 その調節は、時間的、空間的、力学的調節であり、主に小脳によって行われる。そのため我々は、縄跳びを跳ぶときのような拮抗した動きを反復して行うことができ、目的のとことろにまっすぐに手を伸ばすことができ、テレビを見ながらコーヒーを飲む事が出来る。~

→私たちが何かをするときは、その目的とした動作はミスがありません。失調症は、これが大きなミスをしてしまうのです。掴もうとしても掴めず、行き過ぎたり足りなかったりと、筋肉が活動する調節にミスを起こします。

 paoちゃんも四肢は動きが良いのに、そのコントロールが悪く思うように動けないのです。これは、高齢という理由だけでなく、明らかに失調症の影響が見られます。

 コントロールの調節をするときに必要な要素を考えていきたいと思います。これは、人間の理学療法の治療経験から得たヒントを利用して、介助に活用していく方針です。

 このように、人間の理学療法を行なう経験が、犬の介助へ応用できることは一つの重要な要素となっていくのでは?と思います。
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by kengou0820 | 2008-04-24 22:09 | トピックス