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休日の読書のススメ

 愛媛での1週間、ほぼ読書の生活となりました。仕事のキャリアアップのためのものや、偉人の哲学的な本、経済学的な本など5~6冊ほど読みあさり、普段触れることのなかった分野を体験することができました。

 その中でキャリアアップのために読んだ本の中で面白い内容があったので、触れてみたいと思います。 

 メンターという言葉をご存知でしょうか?? ↓↓これは、all aboutから引っ張り出してきた言葉です。

 メンター(Mentor)とは、良き助言者、指導者、顧問という意味。先輩社員や上司を指導者として、業務上の問題点のみならず、職業人としてのマナーなどについても学ぶ。指導者をメンター、指導を受ける人をプロテジェ(protege)と呼ぶ。
 メンター制度は、元はアメリカなどで非公式に自分が尊敬できる先輩などをメンターとして選び、長期的に指導を受けたことから始まった。徐々に会社の公式な人事制度として取り入れられるようになった。
 メンター(Mentor)は、ギリシア神話に登場する賢者「メントール」が語源。オデュッセウス王の友人で助言者、王の息子テレマコスの師も務めた。

 私の職場には、メンターという存在はたくさんいます。ただ、やみ雲にメンターというのではなく、自分のない分野に長けているものを持つ人をメンターであると意識しています。

 例えば、私は人付き合いが本当に苦手でですが、先輩にも後輩にもこれに長けた人がいます。しかし、普段の感じを見ると、どうも上手いとは思えないこともあり、行動を観察していると、場面ごとに見せる一瞬の上手さが光っています。いつも、そうするのではなく一瞬です。人に見せないようにするのも、その人の技ということになるのでしょうね。

 私の場合、メンターの捉え方は、これに後輩も含まれるわけで、自分にないものを持つ人に対しては、例え経験年数が少ない人でも、自分にとってメンターになるわけです。

 そして、教えてもらうだけでなく、いいところを盗むつもりで自分で意識的に勉強させてもらうというのも、メンターであると思います。つまり、教えてくださいといわないで、自分でメンターであると決め付けてその人の行動を真似したり、意識すればいいのであると思ったのです。

 そのほうが会社などでは実践的ではないしょうか???

 こういう気持ちって中々持つことが出来ず、ましてや会社内で中堅クラス~上司クラスの存在になると、下の人たちも多くなるのでなおさらですね。

 しかし、組織の中で生き延びていくには、こうした視点が必要なのかもしれません。そのためには、色んな経験を通して成長してそのありのままの姿を示している本に触れることが必要です。

 私は、本というものは書いていることを鵜呑みにせず、自分自身の今の状態にどう解釈していくかが大事であると考えています。

 例えば、20代前半に読んだ本を、今一度読み返すと、当時とは違う解釈になっています。実際にこうした経験をたくさんしました。

 量より質という考え方もありますが、色々な分野の人たちの本をたくさん読むことで、自分の将来のビジョンに何か反映する材料にならないかと思っています。

 とかく人生は勉強でありますが、またその場面・その時代で、違った解釈を感じていくためにも本を読むということは必要なようです。

 また、いい本が見つかりましたら、紹介したいと思います。今度は言葉をもっと自分なりに解釈した上で、紹介したいですね。

by kengou0820 | 2008-08-10 17:58