2008年 10月 12日 ( 1 )

低周波の活用

今日はまめちゃんを通して得た経験を基に、様々なことを考えてみたいと思います。

まめちゃんは、関節は拘縮に近いレベルで非常に感覚入力にも乏しく、筋の収縮が得られにくい状態です。

私は今まで、関節に対し可動域改善訓練と、様々な部位に刺激を加えて反射レベルを高め、その反動を利用した筋・関節可動域訓練を行なってきました。

今日は、まめちゃんの飼い主さんに今まで使っていただいていた、低周波の機械をお持ち頂き、持続的な刺激から起こる筋収縮を期待して行ないました。

この低周波の機械は、電気店で売っているもので十分活用できます。ただ、犬の脚と人間の手足では、大きさが違いますので、パットを外して直接皮膚レベルに当てる必要があります。

これを獣医師さんが改造していただいたようで、はんだこてか何かで固定し、使用しやすいものでした。(次回ブログアップします)

低周波を使う前にチェックしたことは・・・、

①皮膚レベルからゆっくり順応させていく

 中には過敏性を示す皮膚部位があり、これを痛みとして学習すると低周波自体を拒否するかもしれません。ですので、皮膚自体の観察が必要です。

②刺激の前に関節をしっかり動かし、その後に低周波を使いながら筋肉に刺激を入れて更に関節を動かす。

 関節を動かすだけで動きがよくなるとは限りません。関節自体動かしやすくなるとは思いますが、動かさないことには意味を成さないことがあります。

 つまり、使っていく訓練を行なわなければ、感覚として学習されないのです。

 話は替わりますが、低周波を使用しながら関節を動かしていくと、今まで以上に反応が違いました。これを考えると、臨床的には低周波だけで終わらせるのではなく、関節を動かしながら低周波を活用すると関節自体への刺激量の効果に対して増加傾向を示す可能性があります。

 その後の立位訓練では両脚が屈曲姿勢ではありましたが、若干支えることが出来ました。

 これが、コンスタントに証明できれば両者の活用が非常にいい結果をもたらす可能性が出てきます。

 今までは、関節運動と低周波は、どちらかしか行なうことができない環境であったと思われます。

 ですので、今後はその動かし方の内容と低周波の活用を伝えていく必要性がありそうですね。もちろん針治療でも良いかと思われます。

 12月にまめちゃんは、半年振りの検査を行なうようです。そのときは感覚神経・運動神経ともに実用レベルではありませんでした。今回も同様の検査を行なうようなので、その資料をいただき次第紹介したいと思います。
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by kengou0820 | 2008-10-12 12:28 | リハビリテーション実践日記