2008年 10月 31日 ( 1 )

肢を使わない障害犬 2

では、前回の続きです。

肢を使わない犬に対して、私自身が考えるキーワードは二つ。

一つは「モチベーション」・「正常な犬の歩き方」です。

正常な歩き方は、私自身、あまりこの場では触れたくありませんので、もし興味がある人は掲示板にメールアドレスを入れてください。後で、返信します。

では、モチベーションです。要は、理学療法自体を快刺激にできるかどうかということ。

誰でもそうですが、「嫌なことをされるのをお願いします。」という人はいないはず。誰でも、気持ちいいとか、何か自分にとってプラス材料がそこにあるから、目的に向かっていくはずです。

ですので、私が特に気をつけることは快刺激であることです。

これには、各個々の個性が関わってきますから、飼い主さんへの情報収集が大事となります。触らせてくれるのか?家での関わり方・時間など、細かく採取してどのように関わるかを考えるわけです。

そこから、理学療法を組み立てるわけです。この経験は、日頃から人間と関わることで積み立てられる経験ですので、犬のみを相手にしていてもトレーニングされにくい部分です。

モチベーションアップには、
①上手くいけばご褒美をあげる
②ほめる
③楽な姿勢をとらせてあげる

です。これは、しつけと同じことで、彼らが今行なっていることに意味を成してあげるためにも、こうすることが必要と思います。

楽な姿勢をとらせるというのは、本人がリラックスしやすいポジションのことです。飼い主さんには、「いつもどのような姿勢で寝ていますか?」と聞くことで、分かります。上手くいって集中できれば、できるだけリラックスさせてご褒美をあげると、ゆったりとした気分になり、次への切り替えにもつながります。

こうした積み重ねが、リハビリを行なうことへの理解に少しでも近づき、消去された脚を再び使うことにつながるのでは?と今現在持っている仮説であると思います。
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by kengou0820 | 2008-10-31 21:13 | トピックス