2011年 02月 27日 ( 1 )

リハビリテーションプログラムについて ②

リハビリテーションについては、前回転移性・動機付け・行動の変化まで述べました。

今日は、保持・般化について考えていきたいと思います。

保持とは、練習された行動が得られることで学習が成立することをいいます。

そして、その行動が他の場面で応用可能となる行動が般化といいます。


どちらも大事な要素であることはいうまでもありません。それでは、ケーススタディで考えてみたいと思います。

症例)高齢犬のダックスの子(13歳)
    主訴:立てなくなり、ふらっとした挙句、倒れてしまう
    評価:立位を取らせると、倒れる
        何よりも脊柱が固い⇒オーナーさんに聞くと、寝返り・起き上がりもできないということ
        脊柱のモビライゼーションが必要かもしれない・・・
        実施後、立位でのふらつきが軽減
        次回、訪問時起き上がりが少し出来るようになった。少し立てるようになった とのこと
 

リハビリテーション効果を示す材料として、例えば、「リハビリをしてもらったら、立って食事ができたんです。」というお言葉を頂きました。

実際の施行では、脊柱に対する運動療法を行いました。それは、立たせた時にすぐふらつきが見られるが、立て直す反応が脊柱に見られなかったためです。

練習したあとでははっきりとした効果の実感を得ることが出来ました(保持)。

しかし、この先が大事なのです。

つまり、般化につながるかということなのです。脊柱の動きは、あらゆる運動の中に必要です。立つだけでなく、寝返りも一部できるようになったということは、般化しているということがいえます。

そして、この保持能力を高めるためには、そうです。私が最も大事にしているホームエクササイズなのです。

実は、この保持・般化という概念を強力化するためにホームプログラムは大事なのです。

これをオーナーさんに実践してもらうことで、コストの削減が達成されるわけです。

分からないときのみ訪問していただくことで、また新たな発見に至るということもいえます。


リハビリテーションの流れと、狙いはご理解できたでしょうか??

意外と難しいものであることも分かったと存じますし、もちろん、現場で行っている私も勉強中です。

また、何でも質問くださいね。
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by kengou0820 | 2011-02-27 19:26 | トピックス